目の下のたるみ治療の
メリット・デメリットを
教えて!
目の下のたるみ治療のメリット・デメリット
顔全体の雰囲気が若返りますが、
治療法によって即効性や持続性が異なります。
切らない治療法による効果とメリット
目の下のたるみと一言でまとめても、原因や種類はさまざまです。症状の出方にも個人差があります。美容クリニックで行われるたるみ治療は、その人に合わせた治療法が採用されます。専用の機器を使い、たるみを改善していくのです。治療方法は、ハリを取り戻す注射や照射、余分な皮膚や脂肪を取り除く施術などがあります。たるみの症状別に最も適した治療法で、効果的なたるみ改善を行っていきましょう。
注入治療
注入治療は皮膚の成分を注入し、肌をふっくらさせてたるみを改善させる治療法です。切開する必要がなく、初めて治療を受けるという方でも抵抗なくトライしやすい治療法です。注入するものはヒアルロン酸、レディエッセ、線維芽細胞、脂肪があげられます。ヒアルロン酸は即効性があり短時間で施術が終わり、レディエッセは1年以上の長い効果を持つ成分です。線維芽細胞は長い持続性と自然な仕上がりに。脂肪はアレルギーの心配がなく効果が長持ちするという、それぞれ異なるメリットがあります。
脱脂術
脱脂術は膨らんでいる部分の眼窩脂肪を切除する治療法で、目の下のふくらみを除去できます。最近は下まぶたの裏をわずかに切るだけの方法が人気を集めており、長い期間の効果が期待できる治療法です。脱脂術は経結膜脱脂法と裏ハムラ法の2種類。経結膜脱脂法は数mmから1cmほどの小さい切開で治療が可能で、裏ハムラ法は目の下だけでなく、頬のラインもなだらかに整えることができます。
下眼瞼切開
下眼瞼切開は余分な皮膚を取り除き、肌を張った状態を保つ治療法です。皮膚がたるんでしまっている場合におすすめの方法で、「切らない脱脂術」と比べて目の下のたるみを確実に治療できます。皮弁法、筋皮弁法、切開ハムラ法の3種類の施術から選択可能です。皮弁法は基本的な切開方法で幅広い治療に利用されています。筋皮弁法は皮弁法にくわえ、眼輪筋を吊り上げるので皮弁法より高い効果が期待できる施術です。切開ハムラ法は最も高い効果が期待できます。
糸治療・照射法
皮膚を切開しないでたるみを改善し、リフトアップする方法が糸治療と照射法です。糸治療は肌のハリ効果が得られる糸を真皮に通し、たるみを解消します。内出血や腫れが少なく、ダウンタイムが短いのがメリットの一つです。また、即効性も期待できます。照射法はサマーサークルと呼ばれる治療法が一般的で、照射した部分のコラーゲンを活発化させてハリを取り戻す治療法です。短時間の施術で済むので負担が少なく、長期間効果が期待できます。
術後のメリットとデメリットを感じる声
目の下のたるみ治療にはメリットとデメリットがあります。それらを把握したうえで、カウンセリングを受けて信頼できるドクターを見つけることが大切です。自由診療が基本なので料金についてもしっかり説明を聞いて、自分が納得できるクリニックで治療を受けましょう。以下ではたるみ治療の成功と失敗の施術例を紹介します。
目の下のたるみがなくなり顔全体が若返りました
目の下の脂肪が詰まっていると感じるほど酷かったので、手術を決めましたという方がいます。この方は、大量の脂肪を取る必要があったので、クリニック情報だけでなく医師のブログを見るなど情報収集をして、信頼できる医師を見つけました。医師とのカウンセリングを通じて、治療だけでなく目の下のたるみの原因について学ぶことができたそうです。施術後は悩んでいた目の下のたるみがなくなり、顔全体が若返って満足のいく治療が受けられたと語ってくれました。
注入量のミスで1年以上たっても腫れがひかない
一方で失敗例もあります。2割り引きのモニターで治療を受けた方は、カウンセリングの後すぐに手術に入りました。カウンセリング内容は簡単なもので、さらに予定外の手術を強く勧められてそのまま従ってしまったそうです。術後、不自然な腫れができてしまい、1年以上経っても治らなかったそうです。原因は注入量のミスで、医師と相談して再手術という結果になりました。このように、施術を受けたからといって必ず改善できるわけではありませんし、高いリスクもあるのが現状です。