目の下のたるみ手術に
ついて知りたい!
目の下のクマ&たるみ治療に関するQ&A
目の下のたるみは過剰脂肪が原因。
目の下のたるみ手術には、脱脂術が最も効果的です
クマとたるみの違いってなに?
目元の2大老化現象ともいえるクマと、たるみ。どちらも同じく加齢と共にその症状が現れ始めますが、明確な違いはどのような点にあるのでしょうか?
目の下のたるみの原因は、ほぼ100%が目の下の過剰脂肪であるといわれています。それに比べ、クマの場合はその原因の大半が目の下の過剰脂肪であるものの、目の周りの色素沈着や血行不良など、様々な要因が重なって生じる老化現象であり、それが大きな違いだといえるでしょう。
治療方法にも違いがあり、目の下のたるみの手術には脂肪を除去する「脱脂術」を採用することがほとんどです。クマの場合は、たるみが原因の影クマの場合には脱脂術を行うことが多く、色素沈着が原因の場合には、それを解消するための美白治療やレーザー治療などの施術が行われることも。クマの原因をまずは分析し、そのクマのタイプに合った治療が必要なのです。
たるみ取りの様々な手術方法は?
目の下のたるみ手術には、多くの場合「脱脂術」が適用されます。この方法が一番確実で、半永久的に効果が持続するからです。
しかし、症状の軽いたるみの場合、引き締めやリフトアップの効果を得られる治療をすることもあります。その中でも「サーマクール」がよく利用されている治療法です。サーマクールとはシワやたるみに効果的な治療器のことで、レーザー治療よりも長い波長をもつため、たるんでしまった皮膚(真皮)に直接作用します。「サーマクールアイズ」「アイズバイサメイジ」など、目元専用の機器を取り入れているクリニックもあります。
リフトアップ効果を実感できる治療法としては、「金の糸」や「ボトックス注入」が好評です。金の糸を埋め込むことで目元のたるみを改善でき、顔全体を対象にすれば、総合的な美容効果が期待できるといわれますが、その安全性にはまだ疑問視する声も上がっています。
目元にボトックスを注入する「ボトックス注射」。気軽にできる治療法ということで、若い世代からの評判も良い方法です。ヒアルロン酸・ボトックスは手軽な治療ではあるのですが、仕上がりをなめらかにするには、高度な技術と美的センスが求められます。ですので、複数の医師からカウンセリングを受け、本当に信頼できる医師を見つけることが不可欠です。
たるみを取る方法で、いちばん効果がある治療は何?
最も効果的な施術は「脱脂術」
目の下のたるみを解消する手術法として最も効果的なのは「脱脂術」です。目の下のたるみの原因のほぼ100%が目の下の過剰脂肪だといわれていますが、その脂肪を切除してしまうことにより、たるみを根本から解消します。
手術法は、下まつ毛の生え際を切開してそこから脂肪を除去するオーソドックスなものと、下まぶたの裏側に小さな穴を開け、そこから脂肪を除去する「下眼瞼脱脂術」又は「経結膜脱脂術」があります。注入系の治療法などは、永久の効果を期待できるものではありませんので、半年に1度~2年に1度などの頻度で施術を受ける必要がありますが、脱脂術は1度の手術でたるみを取り去り、また半永久的な効果を得ることができます。
たるみ具合によってはほかの施術法も
たるみの度合いによっても選択すべき治療法が変わってきます。顔全体のリフトアップにより目の下のたるみも改善できると医師が判断した場合は、サーマクールで全顔のたるみを改善、もしくはサーマクールアイで目の下のたるみをある程度引き締めることも可能です。
そのほかにも目の下がくぼんでたるんでいるように見えてしまう場合は、ヒアルロン酸注入やボトックス注射といったいわゆる“プチ整形”と呼ばれる施術を提案される場合もあります。医師が自分の顔に注射を打って、より安全な施術で患者さんに満足してもらえる治療を研究しているクリニックもあります。
たるみの原因によって複数治療を組み合わせる
いちばん効果てきめんな脱脂術をやる場合でも、ほかの施術と組み合わせる場合もあります。目の下のたるみ治療だけで6722例(2018年6月時点)もの治療を手掛けてきたセオリークリニックの場合、脱脂術で取った脂肪細胞に特殊な処理を施し、くぼんで段差になっている部分に脂肪を注入する施術(リポトランスファー)を組み合わせるそうです。
二重整形などと同じで、目の下のたるみやクマ治療に関しても「医師のデザインセンス」がとても重要になってきます。理論上は合っていても、それが患者さん本人の希望と違うものになってしまったり、不自然になってしまったりすると、トラブルの元。できれば経験豊富でデザイン力に自信のあるクリニックや先生を選択したいものです。
たるみ取りの手術は痛い?
「たるみは取りたいけど、痛そうだから…」と、手術に抵抗のある方も多いのではないでしょうか。施術料金の負担も大きいので、できれば痛い思いをせず綺麗になりたいですよね。以下に、目の下のたるみが取れる主な手術方法の「痛み」の有無と程度について見ていきます。
脱脂術
局部麻酔を行うので施術中の痛みはありません。ただし、痛みがあらわれやすい施術なので麻酔を投与するクリニックが多いです。脱脂術に力を入れているクリニックの中には、「少量の麻酔で確実に痛みをおさえる麻酔」にこだわっている所もあるので、ダウンタイムを抑えたい方は、そういったクリニックを選ぶと良いでしょう。
サーマクール
目元専用のサーマクール、「サーマクールアイ」や「アイズバイサメイジ」による施術を行います。一昔前までのサーマクールは痛いことで有名でしたが、近年の最新機器では、ほとんど痛みのない施術も可能になっています。
金の糸
施術は、静脈麻酔と局部麻酔を行うのが一般的のようなので、手術中の痛みはありません。ダウンタイム中は、患部を強く押すと痛みを感じる場合があるので、気をつけましょう。
ボトックス注射
痛みは多少感じられますが、「我慢できないほど痛かった」という意見は見られません。ただし、とくに安価なボトックス注射は痛みが出ることが多いとされているため、注意しましょう。施術を受ける前に、安心できる製造元(ブランド)のボトックス注射か確認すると良いです。
現代では、ほとんどの施術が痛みを伴わずに治療できます。ただし、安価なものや古い機器を利用しているクリニックでは、痛みを伴う可能性も…。
価格だけで選ぶのではなく、機器や治療へのこだわりがきちんとあるクリニックを選ぶようにしましょう。
目の下のたるみ手術をする前に知っておきたいこと
たるみ手術はデザイン性も大事
目の下のたるみを改善するために、たるみの種類に合わせた最適な治療法を選ぶことが重要ですが、その他にも、価格や立地、口コミなど、クリニックを選ぶには様々なチェックポイントが。そしてもう1つ美容外科を選ぶ際に気を付けて欲しいことがあります。
それはデザイン性を重視してくれるクリニックかどうか。安価で治療を受けられるクリニックは多数存在しますが、仕上がりの美しさまで考えてくれるクリニックとなると、しっかり吟味しなければなりません。症例写真では仕上がりの良いものばかりを載せてる…なんてことはよくあります。また、医師の熱意はあっても、技術がイマイチ…なんてことも。
クリニック選びの際には、デザイン性を重視しているかどうか、また目の下のたるみ施術が得意な医師がいるかもチェックしてください。
切らない脱脂術で負担を減らす
もともと脱脂術は切開して脂肪をとりだす、というもの。しかし最近では「切らない脱脂術」と言って、ほんの数ミリ開けてそこから脂肪をとりだすと言う手術方法もあります。
体の負担を減らしたい、手術跡が目立たないようにしたい、などこだわりがあるのであれば、切らない脱脂術に対応したクリニックを探すことをおすすめします。
東京都内で、デザイン性の高い&切らない脱脂術に対応している美容外科
さて、上記のようなクリニックは実際どこにあるのか…また、どうやって探せばいいのかが問題ですね。ここでは東京都内で、デザイン性の高い切らない脱脂術が受けられる美容外科を2院ほど紹介します。
1院目はセオリークリニック。(クリニックすると公式ページへ行けます)セオリークリニックにはエイジングケアメニューがとくに豊富なクリニックですが、中でも目の下のたるみ・クマ治療に力を入れており、技術が評判を呼んで、多くの老若男女が悩みの相談に訪れています。
もう1院は銀座みゆき通り美容外科。(クリニックすると公式ページへ行けます)こちらもセオリークリニック同様に医師の技術の高さに定評があります。どちらのクリニックも大手チェーン店ではありませんが、目の下のクマたるみ治療の施術実績が豊富なため、まずはカウンセリングに訪れてみたいクリニックです。