目の下のクマ手術には、脂肪を除去する方法や、
色素沈着を除去する方法などがあります。

自分のクマの種類、どうやって見分けるの?

目の下のクマのタイプは、1種類ではありません。大きく分けて、「青クマ」「茶クマ」「赤クマ」「黒クマ」があります。まずはご自分のクマのタイプを知り、適切な目の下のたるみ・クマ手術を受けるようにしましょう。

寝不足が続いたり、疲労がたまったときに現れるクマが、青クマです。しっかりと睡眠をとったり血流を良くすることで消えるのが、大きな特徴です。

どんなに睡眠を取っても消えず、茶色っぽく黄色がかったクマが、茶クマです。長年のお化粧や摩擦が原因となり、色素沈着を起こしてしまっている状態ですので、いくら睡眠をとっても血行を促進しても、すぐに消えることはありません。
目の下が赤く、腫れたように見えるのが赤クマです。赤クマは、長時間テレビやパソコン画面を見たりと目を駆使した時に出るクマのタイプで、他のクマに比べると比較的軽度だといえます。

どのクマのタイプにも当てはまらず、クマと同時に目の下のたるみや目袋も気になる方の場合は、黒クマ(影クマ)である場合が多いです。目の下の膨らみが影を作り、それが原因で生じてしまうクマのことです。

どんな治療方法や手術があるの?

基本的には、目元の若返りを図る治療法が、目の下のたるみやクマの治療には用いられます。
若い方がよく利用している治療法が、ヒアルロン酸注入やボトックス注入です。目の下にクマが出来てしまう場合、血流が滞り、下まぶたの下に凹みがあることで目の下の毛細血管が透けて見えてしまうことが考えられます。

そのような場合には、目の下に有効成分を注入してあげ、目元をふっくら健康的に導くことで目元の若返りを図ります。ヒアルロン酸などよりも持続効果が長い脂肪注入では、自身の脂肪を目の下に注入することで目の下の凹みをカバーします。

色素沈着が原因で茶クマができてしまっている場合は、蓄積されたメラニン色素を除去するためのピーリングや、レーザー治療が効果的です。レーザーにより古い角質を除去し、メラニン色素を分解し、黒ずんでしまった部分を薄くしていく方法です。

クマの症状別におすすめの手術方法を紹介

さて、もう少し各くまの特徴や治療法について詳しく見ていきましょう。ここでは、各クマの症状と適した治療法を紹介します。

最恐のクマ!黒クマにはどんな手術が有効?

原因は、目の下の脂肪

目の下には眼窩脂肪と呼ばれる脂肪組織があります。その眼窩脂肪の「影」が黒クマの正体です。眼窩脂肪は年齢とともに膨らんでくる傾向があるので、多くの場合、黒クマは中年期以降に見られる症状とされています(例外的に10代から黒クマが見られる場合もあります)。

あなたのクマが黒クマであるかどうかを判断する方法として、まずは目の下に脂肪らしい膨らみがあるかどうかを確認してください。脂肪らしきものがあったらなば、ペン先などの細いものでその膨らみを軽く押してみてください。この際、膨らみの下の「影」が消えたならば、それは黒クマである可能性が高いと言えます。

脱脂術+リポトランスファーで治療

眼窩脂肪の膨らみが著しい場合には、脱脂術とリポトランスファーを組み合わせるなどして、膨らみを取り除いてしまう治療が適しています。膨らみを平坦な状態に戻せば、黒クマは解消できるのです。

また眼窩脂肪の膨らみが軽度の場合、または膨らみがほとんど見られない場合には、ヒアルロン酸注入や脂肪注入でもOK。注入治療でも十分に、「影」の部分のボリュームアップを図って段差をなくすことができますよ。

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悪化したら最悪…赤クマにはどんな手術?

原因は、目の下の筋肉

目の周囲には眼輪筋と呼ばれる筋肉組織があります。その眼輪筋が皮膚から赤く透けて見えている状態が、赤クマです。眼輪筋が透けてしまう主な原因は、筋肉内の血行不良。次いで、目の下の膨らみによる眼輪筋の押し出しも、赤クマの主な原因です。

ご自身のクマが赤クマかどうかを判別するには、赤クマらしき部分の下の皮膚を、下方に引っ張ってみます。その際、クマがさらに赤みを増した場合には、赤クマである可能性が高いでしょう。

段差ができていたら脱脂術!

眼輪筋が皮膚から透けることによって赤クマが生じますが、軽度の場合は手術をする必要はないでしょう。ただし赤クマを生じている人のうち、眼窩脂肪の膨らみをともなっている場合は、黒クマもできているはず。つまり黒クマと同様に、脱脂術+リポトランスファーで整形手術をするのが得策です。ただし軽度の黒クマ治療で行なわれるヒアルロン酸注入や脂肪注入では、なかなか赤クマを解消させることはできません。

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寝ても消えない!茶クマを消せる手術は?

原因は、目の下の色素沈着

目の下にメラニン色素が茶色く広がって定着してしまった状態が、茶クマです。茶クマを生じた本人は目の下ばかりが気にしてしまいがちですが、多くの場合、上眼瞼(眉毛と上瞼の間)にも同じような色素沈着を生じています。つまり、茶クマを生じた人は、目の周り全体が茶色がかっているということになります。

目の周囲にメラニン色素が沈着する主な原因は、紫外線です。次いで、皮膚をこするクセ、アトピーによる炎症なども、目の周囲にメラニン色素を沈着させる原因となります。ご自身のクマが茶クマであるかどうかを判別するには、天井を向いて鏡を見てみましょう。天井を見ていないときと比べ、クマの状態が変わらないようであれば、茶クマである可能性が高いと言えます。

レーザーによる手術が最適

この色素を解消するためには、目の周りのメラニン色素を取り除き、かつ新たなメラニン色素の生成を抑える治療が必要です。目の周りからメラニンを遠ざければ、茶クマは必ず解消します。具体的な治療法としては、ライムライト・スタックトーニング(レーザートーニング)が良いでしょう。シミや肝斑の治療法としても知られる、レーザー治療の一種です。

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目の下のクマを解消すると、顔の印象がガラリと変わります。整形手術と言うと、少し抵抗感がある方も多いと思いますが、あくまでも「治療」と考え踏み切ってみてはいかがでしょうか。

クマを消す方法で、一番効果がある治療は何?

30代後半にもなると、目の下に存在する眼窩(がんか)脂肪が垂れ下がり、目の下にたるみを形成してしまいます。するとその影になった部分がクマとなり、目元が非常に疲れた印象になり、グッと老けて見えてしまうのです。
その眼窩脂肪自体を除去することで、目の下のたるみとクマを解消する手術法を「脱脂術」といい、目の下のクマの手術法の中では唯一の根治治療だといえます。

通常の目の下のクマ手術では、傷跡の目立たない下まつ毛の生え際を切開し、そこから脂肪を除去するのですが、更に傷跡が目立たない、下まぶたの裏に小さな穴を開けてそこから脂肪を除去する「下眼瞼脱脂術」「経結膜脱脂術」が人気。傷跡も表面に出ることはありませんし、ダウンタイムもほぼない、目の下のクマ手術の中では断トツに効果的な方法です。

治療法や価格だけでなく、デザイン性もチェック

クマの治療は、ほとんどの美容クリニックで対応しています。しかしながら治療後の仕上がりは、かならずしも全てのクリニックで同じというわけではありません。 どの美容クリニックに治療をお願いしても、単にクマを取ることならできます。しかし、クマを取ることにより、かえって仕上がりが不自然になってしまっては本末転倒でしょう。

仕上がりの失敗例としてよく聞く話が、術後に目の下がくぼんでしまったという事例。あるいは、喜怒哀楽などの表情の変化に対して、目の周りの動きが自然に対応していない、といった事例も聞かれます。

後悔のないクマ治療を受けるためには、クリニック選びが大事です。ただし、単に価格や治療法の種類などを基準にクリニックを選びをすると、失敗する可能性もあります。クリニック選びの際には「仕上がりの自然さ、デザイン性にこだわっているかどうか」という基準も十分に加味しましょう。仕上がりにこだわった症例を少しでも多く持っているクリニックが、信頼できるクマ治療のクリニックなのです。